2月新刊「淡雪」収録インタビュー

2月25日発売『淡雪』にご出演の鈴木達央さん(和倉佑真役)、
羽多野渉さん(武川秀一役)、武内健さん(水沢那智役)に
インタビューに答えていただきました!
- Q1.収録後の感想をお願い致します。
- ——では佑真役の鈴木さんからお願いします。
- 鈴木達央さん(以下鈴木):え〜〜…。
- 一同:ため息深いな(笑)
- 鈴木:いやぁ、もうやりきったなぁという感じで。ここまで自分の個性を変質させて演じるいう事が今まであるにはあったんですが、こんなに強く演じたのは初めてでした。
- ——真逆に近いキャラクターだったんでしょうか?
- 鈴木:そうですね、逆と言えば逆なんですけど、でもその中で渉のやった秀一とか武内さんの水沢さんと絡んでいくうちに自分でも思ってなかった表現が出てきて、最初は大変でしたが途中から自分を変質させていく過程っていうのが楽しかったです。
- ——色々含めて出し尽くしたという…。
- 鈴木:演じている間はどっぷり浸かりすぎてて、自分がどこにいるのか分からなくなる位だったんですが、役者として稀有な体験が出来たなぁと思っています。
- ——ありがとうございます。羽多野さんお願いします。
- 羽多野渉さん(以下羽多野):今のタツの様子を見ていると本当に良く分かるんですが、僕自身も発散する役柄が多くて。でも今回のタツが演じた佑真くんも、僕の秀一も内側に押さえ込むお芝居だったんですよね。発散して大きな声でわー! っていうよりも、佑真みたいに苦笑いして、自分の本音を隠しているっていうお芝居の方がエネルギーをたくさん使うんじゃないかなと思います。
- ——そうですね。
- 羽多野:タツがそうやって真剣に役に向かい合ったからこそ、今このように燃え尽きている訳で。
- 一同:そうだね〜。
- 羽多野:ラジオのコメントやフリートークをお聞きになった方は分かるかと思いますが、本当にタツは出し尽くしました。
- 鈴木:稀です、こんな状態でコメントしてるのは。
- 一同:うんうん。
- 羽多野:なので、お互いにすごく新鮮な気持ちになれた収録でした。
- ——ありがとうございます。最後にそっと見守っていた武内さんお願いします。
- 武内健さん(以下武内):二人の収録の様子も後ろから見守っていた訳なんですけども。
- 鈴木:公私ともにデバガメだ。
- 一同:笑
- 羽多野:デバガメってひどいなー(笑)
- 一同:笑
- 武内:達央の頑張りもね、後ろで見てて分かりましたし。
- 鈴木:でも笑ってたじゃん!
- 武内:いや、ついつい。
- 一同:笑
- 鈴木:一番最初に話し出した時、本当に笑ってんだもん!
- 一同:爆笑
- 武内:油断すると、普段の達央を知っている分、ね……。なので、必死に堪えました。
- 一同:堪えたんだ(笑)
- 武内:羽多野くんもね、二人きりのシーンではこう…思わず体が動いちゃう、みたいな感じで頑張っていたし!
- 羽多野:それ暴露しちゃうんですか…。
- 一同:笑
- 羽多野:だってほら、呼吸を合わせるためにですよ。タイミング、タイミング。
- 武内:そ、うだね。うん。そういう意味でも本当に頑張っていました。でも自分の中では接点のないキャラクターとか設定を演じる事が出来る、というのが役者の醍醐味だと思うので、この二人も良い経験が出来たのではと思います。
- 鈴木:親だ…。
- 羽多野:親ですね。
- ——ラストの「入るよー」がとても印象的でした。
- 武内:すべて聞いた上であえて「入るよー」ですからね。
- 羽多野:さすが水沢さんです。
- 一同:笑
- Q2.作品のタイトルである『淡雪』のように忘れられない淡い恋のお話などがあれば…。
- ——鈴木さんからお願いします。
- 鈴木:色々他でも言っていてあんまりないかもなー。あるかなー。新しいのっていうと嘘に…。
- ——それはダメです!
- 一同:笑
- 鈴木:なんだろー…。
- ——では思い出し中という事で、先に羽多野さんから…。
- 羽多野:あの。忘れられない恋とか、切ない恋とかって言いますけれど。
- ——はい。
- 羽多野:切なくない恋とか、忘れられる恋なんかないんですよ。
- 一同:おお…。
- 鈴木:カッコイー! 名言出ましたね。
- 羽多野:忘れられるような恋は、しちゃいけないと思うんです。
- ——では思い出として語るような恋は…。
- 羽多野:全部その時一生懸命だったんですよ。
- ——…そう、ですよね。
- 羽多野:でも何故…
- (一同:笑いを堪えています)
- 羽多野:何故、不幸な結末を迎えてしまうか。これなんです。これを覚えていないと、人間は成長できないんです!
- 武内:……忘れる事も大切だと思うんですけどね。
- 一同:笑
- 鈴木:大人の意見だ〜。
- 一同:笑
- 羽多野:じゃあそんな大人な武内さん、忘れられない恋の話を…。
- 武内:そんな色っぽい話ないですよ。
- 羽多野:ま〜た、そんな!
- 一同:笑
- 武内:あ、でも思い出した。そういえば、学生の頃、バレンタインでチョコレートをもらったんですよ。
- ——はい。
- 武内:それが駅のホームで、後ろからとんとんって肩を叩かれて、振り向いた瞬間に押し付けられてですね。で、そのまま走り去ってしまったんですよ。
- 一同:へぇぇ〜。
- 武内:なので、顔も分からないし、誰かも分からなくて。
- 一同:へぇぇぇ〜〜。
- 武内:で、そのチョコレートに手紙が入っていて、良かったら何月何日に会って下さいと。
- 羽多野:すごい!
- ——どうされたんですか?
- 武内:それがですねぇ。その日、風邪を引いてしまって。
- 一同:ええ!!
- 武内:39度の熱が出て、行けなかったんです。
- 一同:すごい…ドラマのよう…。
- 武内:一期一会って感じでしたね。
- 羽多野:もしその時熱が出ていなかったらどうなってたんでしょうね〜。今とは違う未来になってたんですかね。
- 一同:あわ〜い! いいなぁ〜!
- 羽多野:僕…おも〜いのしか…ないんですけど…。
- 一同:笑
- 羽多野:ずっしりですよ…。
- 一同:笑
- 羽多野:高校の時に○ひろみの「逢いたくてしかたない」を歌って……「もう私、羽多野さんについていけません」と言われ……
- 一同:笑
- 羽多野:長野の無人駅のホームで…輝く星を見ながら…買ったばかりのピッチで振られる。
- 一同:笑
- 武内:重いなぁ〜(笑)。
- 鈴木:無人駅で誰も見てないっていうのがまた…(笑)。
- 羽多野:そうなの。星しか見てないの。
- 武内:で、どうせまた泣いてるんでしょ。
- 羽多野:………。
- ——号泣ですね。
- 鈴木:そっちのがドラマだよ(笑)! 俺そんな話ないもん。
- 羽多野:「もう…もう…○レイとか覚えるから!」って言ってた気がする。
- ——それで大丈夫だったんですか?
- 羽多野:いえ、ダメでした。そういう問題じゃなかったんでしょうね。
- 一同:笑
- 羽多野:以上、重雪でした。
- 一同:笑
- 鈴木:なるほどなー。切ないのにも色々あるんやなー。
- ——そうですね。何か思い出しました?
- 鈴木:そういえば、切ない話が。
- ——お願いします。
- 鈴木:昔すごい仲の良い女の子がいたんですよ。で、何でも結構相談したり、遊んだりもしていたんですけど、そのうちに俺好きな子と付き合えるかもしれんって話をしたら、「ああ、良かったねー」みたいな反応で。
- 一同:ほうほう。
- 鈴木:で、付き合える事になったんだーって電話で報告したら「私も好きだったよ」みたいな事を言われてですね。
- 一同:うわぁ〜、せつない〜。
- 鈴木:「あれ、友達だよね?」って感じだったんですけど、「いつまでも気付いてくれないから」という流れで別れを切り出されました。
- 一同:ああ〜〜。ホント切ない!
- 羽多野:もう、あの頃のタツを返して!
- 一同:笑
- ——誰に言ってるんですか(笑)。
- 羽多野:……タツに。
- 鈴木:俺か(笑)。
- Q3.最後にファンの方へ一言お願いします。
- 鈴木:出涸らしになるまで頑張らせて頂きました!
- 一同:うんうん。
- 鈴木:と冗談めかして言ってはいますが、表現者として、自分のやりやすい役を頂くというのは非常に有難いんですが、こうやって自分がチャレンジできるような役を頂くというチャンスに恵まれた事をとても嬉しく思っています。本当に表現者としての醍醐味だと思いますし、こういう作品に関われた事を光栄に思います。
- ——ありがとうございます。
- 鈴木:まわりの方々に、拙い自分のお芝居を支えてもらって出来た役なので、ぜひぜひお手にとって頂ければと思います。
- ——続いて羽多野さんお願いします。
- 羽多野:「白雨」に引き続き、「淡雪」も音声化という事で僕もとても嬉しく思っています。これも原作が皆様に愛されている証拠かと思いますので、応援して頂いている方にこの場をかりてお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。
- 一同:ありがとうございます。
- 羽多野:収録を終わって、間違いなくこうだ! と言えるのは、鈴木達央の知られざる一面が見れる一枚だという事です。
- 鈴木:どこまで持ち上げんねん(笑)。
- 一同:笑
- 羽多野:ぜひこれを手に入れて頂いて、歴史の証言者になって頂きたいです!
- 一同:でかっ…(笑)
- 羽多野:タツとも色々とお仕事が一緒になるんですけど、初めて見たキャラクターでもあるので、きっと皆さんに気に入って頂けると思います。よろしくお願い致します。
- ——最後に武内さん、お願いします。
- 武内:この二人、羽多野くんと鈴木くんが頑張って作り上げたこの作品をぜひ楽しんで頂ければと思います。そして「白雨」ともども愛して頂ければ幸いです。
- ——ありがとうございます。
- 武内:また、今回も所々においしそうなお菓子のお話がありますので、それも楽しんで欲しいですね。でも甘いものの食べすぎには注意して下さい。
- 一同:笑
- ——ありがとうございました!







