
2008年1月某日、新年明けて最初の収録は「小悪魔のサンクチュアリ」です。
曇り空で寒さが強い中、まず一番乗りで星野彬良役・千葉進歩さんが到着。
「おはようございます」ととても丁寧にご挨拶を頂きました。
その後暫くしてから、芹沢怜志役・神谷浩史さん、なんとBLで絡みのある攻役が初!
という加賀美隆仁役・花輪英司さんも「おはようございます」と皆様集団での到着でした。
10分前にはキャスト・スタッフ共に勢ぞろいしたので、暫く皆様は思い々の時間を過ごして頂き、
和やかな雰囲気の中収録スタート。
まずは原作の伊郷ルウ先生・桜井りょう先生からキャスト様へご挨拶を頂き、
それからディレクターから台本の訂正箇所の連絡がありました。その際、
ディレクター「(千葉さんに)○ページの星野のセリフの前にアドリブで
一言入れて頂きたいんですが…」
千葉さん「……」
神谷さん「…千葉兄だよ!」
千葉さん「あ、オレか!すいません、どこですか?」
とうっかり。ブース内は爆笑でした。
ディレクターからの指示も終わり、まずはテストから。最初のシーンは10年前、
怜志が17歳、加賀美が25歳という設定からスタート。一通りテストのあと、
原作者の先生から「もう少し若く…」とご意見があり、再度すり合わせが行なわれます。
神谷さんが「17歳から27歳の差か…ハイ、頑張ります」と。
結果、神谷さんも花輪さんも少し若目のイメージにぴったりな演技でした。
テスト中、神谷さんがセリフを仰ってる最中に「…ってこれ(アクセントが)あってる?」
と思わずポツリ。掛け合いをしていた千葉さんがセリフの勢いのまま「あってるよ!」と
頼もしい一言がありました。
その後も細かな打ち合わせを重ね、いよいよ本番です。
やはり本番はプロの声優さん、台本を目で追いつつお声を聞いていると、
お話が生き生きとしてきます。別れてから10年経過した二人の心情を、神谷さんが切なく、
花輪さんが大人の男性としての余裕も見せながらも苦しむ姿を見事に演じて頂きました!
少し休憩を挟んで後半の収録。ただし、皆様なかなかマイク前に立って頂けません…。
軽食を取られていた神谷さんが「やる気はあります!やる気はあるんですよ!」と
必死にアピールされていましたが、やはりまだもぐもぐ…。
千葉さんの「やる気はあるんですよ、立つ気がないだけで」というフォロー(?)が
ありつつ、本番再開。
後半はラストに向けてお話も盛り上がる所です。作家の先生、スタッフ、キャストが 一体となって綿密にイメージを固めていき、怜志と加賀美の思いが伝わるまでの経過を収録し、 この日は終了となりました。
さて、次は二話目の宗形×ルチアーノの収録風景です。
今回はお話の内容上、二日に分けての収録。
二話目はとても寒い日でしたが、その中なんとかなり早く大川透さんが30分以上前に到着。
こちらがびっくりしてしまうほどでした(笑)!
少しお時間があったので、その際にポイント抽選グッズのサイン台本を書いて頂きました。 とても気さくな大川さん、「寒いですねぇ〜」と話しかけて下さったり。 その後、遠近さん、杉田さんの順に到着。寒い中ですが「おはようございます!」と 元気にご挨拶を頂きました。その中で遠近さんが入り口付近に置いてあった 原作(雑誌掲載分のコピー)とコアマガジン様用の色紙(桜井先生の絵が中央に描いてあるもの)を ご覧になっており、色紙を見て「あ、ルチアーノだ!これオレですよね…すごいなぁ〜!」と 直筆の絵にとっても感動されていました。
全員揃った所で収録スタートです。まずは伊郷先生、桜井先生からのご挨拶、だったのですが、 伊郷先生「とくにないです、大丈夫です!」とのこと。 すると遠近さんが「じゃあ先生のお墨付きですね!まだやってもないけど!」とにこにこと仰られ、 ブース内はにこやかな雰囲気に。
その後のテストでは、さすが大川さんと遠近さん、既にイメージにぴったりの役作りをされていて、 原作の先生からも「問題ないです」と仰って頂けるほど素敵なお声と演技でした。 また、杉田さん演じる早乙女ですが、渋すぎるかもという事で少しだけ若めに再度お願いしました。
さて、こちらのお話は最初からまずは冒頭のベッドシーンから。
恋人同士として甘い雰囲気もあるけれど、でも最近宗形の態度が冷たい事で不安になっているルチアーノ。
その微妙な心の動きが音声としてダイレクトに伝わってきます。
大川さん演じる宗形も、大企業の社長として厳しい所もあるけれどその中にはとても甘く優しいものがあり、
そこを大川さんの魅力的なお声が更に膨らみを持たせてくれています。
また、杉田さん演じる早乙女も、原作だけでもかなりの男前(見た目も精神的にも)ですが、
杉田さんのお声を通す事で更にその良さが全面に出ています。
その中でルチアーノと早乙女とのキスシーン。テストはOKだったのですが、遠近さんから「もっと長い方がいいですか?」とまさかのご提案を頂きました(笑)。
ディレクター「大丈夫ですよ、これくらいで」
遠近さん「あ、そうですか?じゃあいいかな…」
杉田さん「ガーッといきますか?」
遠近さん「ガーッと?(笑)」
大川さん「どっちにしろ俺のさじ加減ひとつだよ」
遠近さん・杉田さん「そうか!!」
そうなんです、二人がキスしている所に宗形が割り込むシーンに続くので、
大川さんが声を掛けるまでキスは続くという所でした。その様子が一体どうなっているか、
そこはぜひ本編でお楽しみ下さい!
本編の収録が無事終了した後、それぞれガヤの収録。
数箇所あったのですが、その中でもキャストさんそれぞれの個性が出ている事をお話されていますよ!
中々聞き取りづらいと思いますが、よ〜く聞いて頂ければとんでもない事を言っているかも…?
そんな楽しみ方もしてみて下さいね!
全ての収録後、最後にお写真の撮影とインタビューをさせて頂きました。 ここでは、以前会員様を対象に質問内容のアンケートを募集させていただいた中から 3つをチョイスし、インタビューをさせて頂きました。ご協力頂いた皆様、ありがとうございます! その内容は収録インタビューページをご覧下さいませ。最後の最後、お疲れの中でしたが時には真剣に、 時にはボケつつ、質問にお答え頂いています。
この「小悪魔のサンクチュアリ」、2カップルのお話ということでいつもの作品と少し雰囲気が 違うかもしれませんが、その分たくさんの魅力的な声優さんのお声が詰まっている一枚となりました。 今回の収録で感じたものは、とっても楽しく和気藹々とした現場だったなぁ、という事。 原作のイメージがあるのかもしれませんが、それでも笑いの絶えない、 いつも誰かがにこにこしている、そんな現場だったように思います。 少しでもその楽しい、聞くと心があたたかくなるようなものが皆様に伝われば弊社一同とても嬉しく思います。 大川さんがこの作品を「一枚で二度おいしい!」と仰って下さったので、皆様には何度も何度も聞いて楽しんで頂ければ幸いです。







