

(後列左から)興津和幸さん、木部祥太さん、熊野哲也さん、竹内幸輔さん
(前列左から)下野紘さん、梶裕貴さん、中村悠一さん
それまでの寒さが少しだけ緩まった1月某日、「言葉なんていらない」の収録が行なわれました。 いつもより少しだけ遅く開始だったのですが、一番乗りは佐原志束役で最年少でもある梶裕貴さん。 ご挨拶をさせて頂きましたが、にこにこと笑顔がとても素敵な方です。 「早いですね」とお声をかけた所、「寒いと口が回らなくなってしまうので…温まりたかったんです」と。 冷え性とのことで、温かい飲み物をぎゅっと握り締めてらっしゃいました。 その後風見圭祐役の中村悠一さんが到着。少し体調が悪かったようですが、 それでもさすが、凛とした声でご挨拶を頂きました。 時計を見るとそろそろ開始時間…という所で佐原拓未役の下野紘さんの到着。 「おはようございます!」と大きな声でご挨拶を頂き、そのままブースへと駆け込まれました。
まず今回は最初にガヤの収録から。ディレクターの素早い指示でどんどん収録が行なわれていきます。 その後、本編の収録はまず数ページをテストをし、雰囲気やイメージを確認しながらの収録でした。 この作品は風見視点、志束視点の両方からお話が進むようになっています。前半は風見視点からなので、 モノローグ(独白部分)も風見役の中村さんから。 それまでブースでお話になっていた声とはがらりと変わり、役者として「風見圭祐」の声が流れてきます。 志束役の梶さんも何とも言えない透明感のある、まさに「佐原志束」という声で応えて頂き、 風見と志束のやり取りがスタート。 志束は倒れるシーンからだったので、ぼうっとしたままぽつ、ぽつと喋る雰囲気に思わずきたざわ先生も 「志束にぴったり!」と仰られるほどでした。
途中からは佐原拓未役の下野さんも加わります。下野さん自身は梶さんとの双子という役所に 少し不安があるとおっしゃっていたのですが、テストで一声聞いた瞬間に「まさに双子!」という程そっくりでした。 ディレクターさんも「さすがだねー、そっくりだよ!」と言って頂き、下野さんもほっと一安心でした、 と仰られていました。 もともとキャスティング案として同じような少し高めの声域で、でも志束は少しだけ ぼうっとしたような雰囲気、逆に拓未は元気溢れるイメージ…と思っていたので、 本当に二人の掛け合いは双子のようです。ぜひ、その所も本編で聞いていただければと思います!
その後少しだけ休憩。調整室から出ると、既に中村さんと下野さんが抽選グッズ用の台本サインを
始めて下さっていました。
きたざわ先生用にもサインを頂きたかったので、中村さんに「色紙の真ん中に"きたざわ先生へ"と
入れていただきたいんですが…」とお願いしたところ、
中村さん「あ、それ梶くんが得意ですよ!」
スタッフ「そうなんですか?」
下野さん「そうそう、梶くんそういうの好きなんです」
スタッフ「…本当ですか?」
中村さん「本当ですよ、むしろやりたいって言ってましたから!」
ということで梶さんにお願いしたのですが、もちろんやりたいとは仰ってなかったようです(笑)。
ですが、快く引き受けて下さり綺麗な字で書いて下さいました!
その後は後半、志束視点でお話は進んでいきます。この作品はほぼ風見と志束の会話で 構成されているのですが、その中に拓未と三人での掛け合いもあり、そこはとてもテンポが良く 聞いていて映像が浮かぶようなお芝居でした。さすがです! 志束を過保護と言われるほどに気にかける拓未の様子が伝わる、下野さんの拓未も要チェックですよ!
途中で志束が「…風見」と名前を呼ぶシーンがあるのですが、ディレクターから「もっと嬉しそうに お願いします」と指示が。「ハイ!」と仰ってのテイク2だったのですが、その指示だけで 本当に嬉しそうな「…風見」になりました。ディレクターも「はい、嬉しそうですね」と。 そんなやりとりにも思わずにこにこしてしまうような現場の雰囲気でした。
そしてベッドシーンの収録。今回は全ての収録を終わらせてから、最後の最後に収録でした。 梶さんはドラマCDでメインの受をやられるのは初!しかも中村さんも攻は二回目、という 初々しい(?)お二人。 ですが、とてもそうとは思えないほどの素敵なベッドシーンでした!梶さんはもう可愛い! としか言えないほど可愛く、中村さんも志束を気遣いながら、でも一緒になりたいという 風見の気持ちがリアルに表現されていて、思わず聞き惚れてしまいました。
今回の現場は、やはり作品の雰囲気が現れるのか、前回の「小悪魔のサンクチュアリ」よりは 少しだけ静かに、流れるように始まり終わったような気がします。 休憩中はキャストの皆様で和気藹々と楽しくお話していても、本番が始まった瞬間に 「言葉なんていらない」の空気にさっと変わり、素晴らしい演技を見せて下さいました。 シリアス要素もあり、サスペンス的な要素もあり…その中で志束、風見、そして拓未が どのように感じて動いていくのか。そういった所が音声として皆様に伝われば、と思います。 「言葉なんていらない」、素晴らしい作品に仕上がるとスタッフ一同確信をしていますので 、ぜひお聴きになってくださいね!







