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 4月新刊「神官は王を狂わせる」収録レポート

神官は王を狂わせる

2月某日、「神官は王を狂わせる」の収録が行われました。第一作「神官は王に愛される」の 発売から少々時間が経過してからの続編。懐かしいあの世界が蘇ります! 収録時間にあわせて、キャストの皆様が続々到着。今回は王宮のシーンや戦闘のシーンが多いため、 キャストも男性・女性含め約10名。賑やかな雰囲気の中、収録はスタートしました。

まずは前作のイメージ、という事で前作を抜粋して聞いて頂きました。 その途端に現場は一気に「神官は王に愛される」の世界観へ。 この作品は何と言っても世界観と台詞がとても印象的です。キャスト、ディレクター、 そして吉田先生と皆で確かめ合いながら台詞も微調整をしていきます。 特に永均の台詞は、戦闘シーンにおいてとても重要なものでした。そこは何度も調整を加え、 より明確なイメージが伝わるよう全員で意見を出し合ったものに。 ただし修正を加えすぎた梁田さんの台本はどうなっていたのか… きっと本文がほぼ見えなくなっていたに違いません。

綿密な打ち合わせと修正のあと、いよいよ収録です。まずは軽くテストをし、キャラクターを確認。 まずは女官と冴紗、羅剛のシーン。女官にお世話をされる冴紗様ですが、あまりのかしましさに戸惑っておられます(笑)。 冴紗役の千葉進歩さんは、インタビューでもおっしゃっていましたが以前のような冴紗の声が出るか不安で、 との事でしたが、聞いていると吉田先生、高永先生が描く冴紗のイメージにぴったりな透き通るようなお声。 やはり冴紗様、という雰囲気です。 それとは対象的に、羅剛は猛々しいという言葉通りの男前さです。 中井和哉さんのお声を通して羅剛が生きいきとしている姿が目に浮かぶようでした。

この作品は前作と違い、羅剛視点で物語が進んでいきます。BLのドラマCDでは、 どちらかと言うと受ける側の目線で描かれている事が多いようですが、こちらはそういった意味では少し異色かもしれません。 しかし、その分戦闘シーンや羅剛が冴紗をどれほど強く愛しているかという気持ちがとてもダイレクトに伝わってきます。 羅剛が永均、部下に話している時、モノローグ(独白部分)、そして冴紗と話す時…。それぞれに少しずつ違いがあり、 特に冴紗とのシーンは甘くなったり優しくなったりと、聞いているこちらもその世界に引き込まれてしまうような展開になっています。 ですがその分、中井さんは最初から最後までブースから出る事は叶わず…とてもお疲れになったと思います。ありがとうございました!

千葉進歩さん 中井和哉さん 梁田清之さん 小野大輔さん


そんな中収録はいよいよ佳境へ。インタビューで皆さんもおっしゃっているように隣国の王との戦闘シーンがあります。 冴紗を守るため、羅剛が立ち上がるその場面は一人の男性が全身全霊をかけて思いを貫こうとする、 そんな思いがとても伝わってきます。中井さんもおっしゃっている通り、このシーンも印象的な台詞がたくさんあります。 それはぜひ、原作、並びにこの本編を聞いて確認してみて下さいね! その後は冴紗と羅剛、二人きりのシーン。冴紗を守りたい羅剛、羅剛の役に立ちたいと願う冴紗。 お互いがお互いを思いあい、溢れるような愛情が感じられるこのシーンは溜息が出てしまうほど素敵な仕上がりとなっています。 さすが千葉さんと中井さん、軽くディレクターからの指示と、こんな感じで…というイメージだけで 愛し合っている二人の姿が目に浮かぶような素晴らしい冴紗と羅剛を演じて下さいました。

また、和基役・小野さんも前作に引き続きご登場頂いています。冴紗を誰よりも大切に思う和基ですが、 今回は少しだけ成長した感じにしてみました、と小野さんがおっしゃっている通り、声だけではなく冴紗を思う気持ちも成長した、 そんな和基が登場します。 また、弊社サイト用のキャストコメントも小野さん渾身のコメントを残して下さっていますので、そちらもあわせてお楽しみ下さい!

美しい世界観と言葉で綴られた「神官は王を狂わせる」。原作を読まれている方、また前作を聞いて頂いた方、 またはじめてこの作品を知られた方。色んな角度から見て頂き、そしてこの世界を堪能して欲しい、 そして思わず自らも入り込んでしまうような、そんな作品にしたいとスタッフ一同心から思っております。 冴紗と羅剛、そして様々な個性的なキャラクターたちが織り成す壮大なストーリーをぜひ皆様ご自身で感じて頂ければ幸いです。



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