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 2月新刊「淡雪」収録レポート

淡雪

年の瀬も迫った12月某日、「淡雪」の収録が行なわれました。10月発売タイトル「白雨」のリンク作品の音声化です!  今回は前作「白雨」の主人公・水沢那智の経営する焼き菓子店「Pommes」で働く高校生・和倉佑真と武川秀一が主人公です。


お二人とも前作にも登場していたためキャラクターは固まっているのですが、確認も兼ねてテストからスタート。 鈴木達央さん演じる佑真は、表向きは前作に引き続き天真爛漫で可愛らしい雰囲気なのですが、 今回は前作では明かされなかった少し暗い部分にもスポットがあたるので、明るさの中にもどこか陰のある雰囲気にキャラクターに 仕上げていきました。一方の羽多野渉さん演じる武川は、前作同様、大人っぽくて朴訥とした雰囲気のお声となりました。

各キャラクターも固まり、いよいよ本番です。水沢のお店にアルバイトとしてやってきた武川に佑真が店内の説明をする場面で…
鈴木さん「…ここの脚立の裏側が更衣室になっているんだけど…」
羽多野さん&武内さん「?」
ディレクター「佑真君、そこは脚立(きゃたつ)じゃなくて衝立(ついたて)ですね」
※台本には「衝立」と記載されています
羽多野さん「脚立だと全部見えちゃって更衣室としての機能がなくなっちゃうよ(笑)」
鈴木さん「うわ! 雰囲気でつるっと読んじゃいました…。確かに全部見えちゃうね(笑)」
武内さん「僕の店の更衣室はちゃんとしてるよー(笑)」
と、台本外のちょっとしたやり取りもとても和やかで、まるで佑真、武川、水沢の三人のお店の中での 様子を見ているようでした。原作の真崎ひかる先生も「三人の雰囲気そのものですね」と仰っていました。

鈴木達央さん 羽多野渉さん 武内健さん


そんな楽しい読み間違い(?)もありながら、収録は順調に進んでゆきます。 物語の中盤、佑真の陰の部分が明らかになるシーンです。お店での明るい佑真とは180度違う雰囲気で演じられた鈴木さん。 その変化は真崎先生もスタッフ思わず「すごい!」「さすが…」と呟いてしまうほど見事でした。 そして、武川は佑真の影の部分を見抜き、さりげなくフォローを入れているのですが、口調が少しぶっきらぼうな感じなので、 残念ながらお互いの想いがなかなか伝わりません。「二人とも気づけばいいのに!」…と調整室内は二人のすれ違いっぷりに 見事に焦らされておりました。

武川に対してなかなか素直になれない佑真を優しく見守っているのが、店長の水沢です。自分の過去の恋愛の話をして励ましたり、 心配したり…。武内さんの優しい柔らかいお声は本当に水沢のイメージにぴったり。 親身になって佑真の面倒を見る様子はまさに「お母さん」。「白雨」でも加賀対するかいがいしさが「お母さん」のようだったのですが、 「淡雪」でもいいお母さんぶりを見せてくださっていますのでご注目ください!

そして物語の終盤、やっと二人の思いが通じ合い、甘い一夜を過ごします。その翌日、水沢のお店の事務室で、 昨日のことを思い出してひたすら照れている佑真とそんな佑真を見てデレデレになっている武川。 二人の可愛らしいやりとりに、聞いている方も何だかくすぐったくなって照れてしまいました。
…いいムードだなぁと思っていると、突然、「入るよー!」と水沢が何とも爽やかな声とともに事務室の中へ!  武内さんのお声が響いた瞬間、「ナイス! 店長!」「何て素敵なカットイン!」と調整室内は大絶賛でした(笑)。 この場面については特典用フリートークでもお話されていますので、ぜひぜひお聴きくださいね!

前作「白雨」のリンク作というとことで、前作と同じようにしっとりと落ち着いた雰囲気なのですが、 元気のいい佑真が主人公…ということで、どこか弾んだ感じが加わり、「白雨」とはまた違った世界となった「淡雪」。 佑真と武川、二人が悲しい過去を乗り越え、ともに歩んでいく様子を鈴木さん、羽多野さんが丁寧に表現してくださったので、 とても素敵な作品に仕上がっております。ご期待ください。
また、「白雨」を聞くことによって、より内容に深みが増してくる部分も多々ありますので、 ぜひ「白雨」「淡雪」と一緒にお聴きいただけますと幸いです。


おまけ
少しずつ消えて行く鈴木さん…。もちろん写真と作品は関係ございません(笑)

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