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 6月新刊「~鏡花あやかし秘帖~ 夜叉の恋路」収録レポート

~鏡花あやかし秘帖~ 夜叉の恋路

新緑がまぶしい4月某日、「夜叉の恋路」の収録が行なわれました。橘みれい先生原作の美しくて幻想的な小説の音声化です! 新米編集者・香月真澄役に鈴村健一さん、作家・泉鏡花役に諏訪部順一さん、香月の学生時代の先輩・神谷千影役に成田剣さん…と皆さんがどのような世界を描いてくださるのか、開始前からとても楽しみな収録となりました。

橘先生からのご挨拶の後、早速キャラクター固めのテストからのスタートです。鈴村さんのお声は初々しくて元気いっぱいな香月の雰囲気。憧れの作家・泉鏡花の担当になれたことが嬉しくて仕方がない様子がにじみ出ていて、橘先生はもちろん、担当の編集さんも「新米の編集さんらしくて可愛いです!」と太鼓判を押してくださいました。

一方の、諏訪部さんのお声は、妖しさと艶っぽさと可愛らしさが絶妙に入り混じったお声です。もちろん、諏訪部さんの第一声を聞いた瞬間、調整室内にいた全員が「鏡花先生だ!」と呟いてしまったほど、諏訪部さんは見事に鏡花先生のキャラクターを掴んでいらっしゃいました。特に雷が鳴ったときの香月と鏡花のやり取りはとても可愛らしく、微笑ましい場面となっております。「天才」と呼ばれ、浮世離れしている雰囲気の鏡花先生の人間味に溢れた可愛らしい一面にも注目してくださいね!

そして、今回の影の主役(?)・神谷のお声は、成田さんの第一声を聞いた全員が「神谷先輩…病んでるね」「これは怪しい!」と驚いてしまうほど鬱々として病的な雰囲気。一方、香月が高校時代を思い出す回想シーンでは、溌剌として凛々しい神谷…とお声だけで見事に神谷の変化を表現してくださいました。どんどん追い詰められていった神谷が迎えた結末は…ぜひ本編にてお確かめください。

本作では、鏡花は「あやかし」を操る能力を持っているという設定になっているので、作中にはたくさんのあやかしが登場します。あやかし…というと怖そうなイメージですが、作中に出てくるあやかし達はとても可愛らしい面々ばかりなので怖がりの方もご安心くださいね。中でも式神の卯辰はとても可愛らしく、休憩時間中、式神の卯辰の鳴き声がキャストの皆さんの間で話題になりました。
諏訪部さん:「卯辰って『キュン』って鳴くんだね」
鈴村さん:「某アニメに出てくる黄色いネズミみたいに、鳴き声が名前でも可愛いかも!『ウタチュ!』って(笑)」
一同:「(笑)。」「それいいね!」
…その後、収録が再開されるまで、各々が考える卯辰の鳴き声があちこちで聞こえてくるという、かなり不思議な現場となったのでした(笑)。そして、皆さんのあやかしに対する情熱(?)はそのままガヤ収録でバッチリ発揮されております。皆さんとても楽しそうにあやかし役にチャレンジしてくださいましたので、ぜひ彼らの声にも耳を傾けてみてくださいね。

とても和やかな雰囲気の中、収録が行われた「夜叉の恋路」。香月と鏡花が連続殺人事件の謎に迫るという殺伐とした空気と、ちょっとドジッ子な香月や不思議な鏡花、そしてあやかしたちが所々で見せるコミカルな空気が絶妙なバランスで織り込まれたストーリーとなっております。さらに、今作は脚本を橘先生ご自身に執筆をしていただきましたので、原作の幻想的な雰囲気はそのままお楽しみいただけると思います。また、キャストの皆様が全力かつとても楽しんでキャラクターに命を吹き込んでくださいましたので、ぜひ何度も繰り返しお聞きいただけますと幸いです。


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