暑さ寒さも丁度よい秋のある日、『シンプレックス』の収録がありました。
長丁場の2枚組の録音です。長方形の横長のスタジオ内は声優さんがいっぱい!今回はキャストさんたちの入りがバラバラ、という変則。ふくよかな男性音響監督さんがにこやかに「今回はシーンの順番バラバラに録るからね」「今日は走ってもらうよ~。はじっこのマイクに行く時は走ってくださいね」という指示をしながら走る姿に笑い声が聞こえました。原作の先生もあいさつされて、いざ収録開始。
始めのシーンはいきなり後半の山場から。ロブ(声:遊佐浩二さん)とヨシュア(声:遠近孝一さん)がマイクの前に。ほとんど一発OKな演技に音監さん「ん~うまいねえ。少し(予定分数より)長くいちゃいちゃしてくれたね~」。原作の先生も文句なしにOKでした。さきに、後半のロブとヨシュアのシーンをほとんど録ってしまったので、逆に前半のシーンでは「この段階では、まだヨシュアには硬さがあるので、きりっとお願いします」との先生からの指示が。
昼すぎにはキャスト全員そろい、写真撮影。その後入れ替わり、前半のシリアルキラーのシーン。檜山修之さん演じる役は、狂気をはらんでいるキャラですが、ここへきて「若すぎず壮年でもない、犯人に近い年代の影響をうけやすい男」の像ができました。こわかったですよ~。
長丁場なので休憩を何度か挟んだ、その後…。
抜きの収録で、トーニャ(声:鈴木千尋さん)・ネト(声:三宅健太さん)・ユウト・ディックの4人でビーチバレーをしているシーンになりました。相手となるユウト(声:中村悠一さん)とディック(声:安元洋貴さん)がまだスタジオに入っておらず、音監さんから「ここでレシーブかな?」「アタックして」「受ける」「…あとで同じ指示いえるかな」これを聞いてる外野は爆笑でした。効果の方も台本に音監さんの指示を書きこんでいましたね。セリフの後ろに流れる音として処理されるものだそうですが、順番が違ったらおかしいですもんね。同じシーンを、ようやく入ったユウトとディックがやってると音監さんが「もうちょっとボール追っかけて。あきらめないで」……そんな重要な場面ではなかったはずなのに、印象に残ってしまいました。
フリートークでもこのシーンが声優さんたちにも残ってしまったみたいで、話題にしてます。あと、ピザもね。





