
10月某日、11月25日発売の「JIHAI〜磁海〜」の収録が行なわれました。
二越としみ先生が描く人気SFコミックスの音声化です! 近未来的な独特の世界観の中で、
労働用に生み出されたクローン人間(レイバント)・アオイが様々な人と出会い、
成長していくとても素敵な物語です。主人公・アオイに浪川大輔さん、ひょんなことから
アオイの面倒を見ることとなった食堂の主人・ディスフィールド(通称:ディス)に安元洋貴さん、
謎多き神父・トリストラム(通称:トリス)に小野大輔さん、大人でカッコイイ医者・シラクサに
遊佐浩二さんと豪華キャストが一同に集結しての収録となりました。
皆さん様々なお仕事でご一緒される機会が多いせいか、収録が始まる前からすっかり打ち解けた雰囲気。 ディレクターと二越先生が台本の最終調整を行なっている間も、終始和やかにお話をされていました。 が、いざ収録が始まると、たちまち皆様の表情も真剣なお顔となり、ブース内にはピリッとした緊張感が走ります。 ディレクターが演出の指示を出し、「他に何か質問はありませんか?」と聞いた瞬間、キャラクターの確認や アクセントについての質問などなどが次々と飛び交います。皆様の熱心なご様子に、しっかりと台本や原作本を 読み込んでキャラクターを作ってきてくださったんだなと感動をしてしまいました。
その後、テスト収録で各キャラクターのイメージや声のバランスを見ながらキャラクターを固めていきます。 皆さんのお声がスタジオ内に響いた瞬間、グイッと「JIHAI」の世界に引き込まれてしまうほどの大迫力! 二越先生も「大丈夫です! 皆さんとても素敵です」と仰ってくださるほど、全員がイメージどおりのお声でした。
テスト終了後、すぐに本番収録へ。浪川さんはディスやトリス、シラクサに対してなかなか素直になれないアオイの
ちょっと子供っぽい部分と復讐のために生きているという重くて悲しい部分を見事に演じ分けてくださいました。
そして、ひょんなことからアオイの面倒を見ることとなったディスはほとんど感情を表に出さない淡々とした雰囲気の
キャラクター。アオイと出会う冒頭のシーンでとても爽やかに登場をしてくださったのですが、
「ディスさんはもう少し感情を抑えてくださいね」とディレクターから指示が。
安元さん:「発散型なので、つい感情が出てしまうんですよね…もっと声を張りたいな!
(洋画のタイトルコールのように) JIHA〜I!」
と冗談を仰って場を和ませていらっしゃいました。
そんな安元さんが特に戸惑っていらっしゃったのが、アオイに投げかける「おやすみ」の一言。 とても優しくて甘い「おやすみ」となってしまったので、ブース内で何度も練習をされていたお姿が印象的でした。 (残念ながら本編では少しそっけない感じとなっておりますが、甘い「おやすみ」もとても素敵でした…。) もちろん、テイク2では見事に感情を抑えたディスへと大変身! 流石です!
小野大輔さんはトリスのおちゃらけた雰囲気と何か裏がありそうな怪しげな雰囲気…2つの顔を見事に演じて
くださいました。特にディスとトリスの教会での掛け合いは、息もぴったりで絵が浮かんでくるほど完璧で、
調整室内の全員が思わずクスクス笑ってしまうほどでした。
そして、キャストの皆様から絶大な人気を誇るのが遊佐浩二さん演じる医者のシラクサ。
とても頼りになる&大人の雰囲気満点な遊佐さんのお声は本当に素敵なお声で人気があるのも頷けます。
大事な部分でアオイとディスをしっかりとサポートし、お話全体を引き締めてくださいました。
そして、物語の冒頭でアオイの過去がちらっと登場するシーンの収録では、少年時代のアオイ役のオーデション(?)が
開催となりました。ライバル(?)の大原桃子さんがセリフを読まれた瞬間、
「あ! こっちのアオイの方がいいよ!」と浪川さんが即答。
…ということで、栄冠は大原さんの頭上に輝いたのでした。「次回は合格するように頑張ります!」と
次回への抱負を語っていらっしゃった浪川さん。熾烈なバトルが繰り広げられた(笑)
オーディションの結果にもぜひご注目くださいね!
アオイとディスを中心に、様々な人の思惑が交錯していく骨太なストーリーと、キャストの皆様の熱演によって 聴き応え満点の作品となった「JIHAI〜磁海〜」。今後、アオイ、ディス、トリス、シラクサの4人が どのように関わっていくのか気になるところですが、第1巻ではアオイが生きる価値を見出し、 成長していく姿が丁寧に描かれています。特に物語の後半は思わずウルっときてしまう素敵な内容と なっておりますので、ぜひお聞きいただき、アオイの成長ぶりを温かく見守っていただけますと幸いです!

みなさまお疲れ様でした!







